道明寺天満宮結婚式場
宮司さんに結婚式場「天寿殿」もご案内頂きました。
入り口のロビーにはウェディングドレスと生け花が飾られて、とても華やかな感じでした。
奥に見えるのが明治10(1877)年に明治天皇の行幸の際、行在所となった建物です。
日本庭園にあるこの灯篭は、鎌倉時代中期 康元二年 1257年の紀年銘を有し、四君子苑(京都市、北村美術館)にある旧 鴻池家石燈籠、東大寺法華堂(三月堂)石燈籠に次いで日本で三番目古いものだとか。
市指定文化財になっているそうです。
以前はこちら側が壁だったのを、中庭が見えるように全面ガラス張りに改装したそうです。
見えるものすべてが由緒あるもの、何とも心落ち着く眺めです。
梅も綺麗で、中庭に出て、近くで愛でさせていただきました。
着いたのも遅かったのですが、お話を聞いている内に、あっという間に時間が過ぎて、拝殿の写真をと思った時には扉が閉じられてしまっていました。
注連石には
神化粛雍百世長斯仰敬
玄徳明美万邦咸致尊親
と彫られています。
通天閣を命名した藤澤南岳が菅原道真公を讃えて文を選び書いた文字で、明治四十五年に大阪敬神組によって奉納されたそうです。
露店の並ぶ参道を振り返って天満宮をあとにしました。