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秋祭り近付く

秋祭りが近付いて参りました。

この時期必ずご質問が多くなるのは「神輿の起源はいつからか」という事です。

宇佐神宮は神輿(みこし)発祥の地と言う事になっています。
東大寺の大仏建立に多大な援助をした八幡大神が東大寺の大仏殿ができた西暦749年に東大寺に招かれ、その時に神輿(みこし)を仕立てて八幡様を東大寺にお連れしたのが、神輿の起源と云われています。

秋祭りは民間の行事ですが、収穫の秋に平素より御加護を頂いている氏神様を氏子さん達が神輿を仕立てて各ご家庭にお招きし、おもてなしをして更なる御加護を願うという感謝のお祭りです。

また、神輿についての言葉の使い方についてもご質問が多くなります。

神様が神社からお出かけになることを出御(しゅつぎょ)、渡御(とぎょ、わたらい)
神様が神社から出御されて最初にお食事をとられる御旅所に着かれること着御(ちゃくぎょ)
一時的に留まられるところを行在(あんざい)、行在所(あんざいしょ)
お出かけになられている状態にあることを行幸(ぎょうこう、みゆき)、御幸(みゆき)
目的地が複数ある場合は巡幸(じゅんこう)
神社にお帰りになることを還御(かんぎょ)、還幸(かんこう)
などと言います。

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