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総代研修会「注連縄奉製」

昨日12月2日(日)は平成24年度の松山支部総代研修会「注連縄奉製」が愛媛県護国神社で開催されました。
開催に先立ち神社庁副庁長様、総代会会長様ご臨席のもと、御祭神の護国の英霊に対し正式参拝を行いました。始めに講師の先生からご説明があり、稲藁を脱穀機でしごきます。その後全員で渋皮を取り藁を揃えます。
次にその藁で実際に必要な長さの一割り増しの薦を編みます。
幅は藁10本一束で22から25束位です。
薦が出来たらそれに入れる芯を作り、薦で包み込むように注連縄となる3本の素材を作りますます。
まず3本の内2本を捩て撚りを掛けて行きます。
この撚りの掛かった2本にもう1本を端を合わせて針金で固定して捩り、最初の2本の隙間に沿わせるように撚りを掛けます。出来上がりましたら最後の仕上げにはみ出した稲藁を鋏で切って行きます。端を飾り縄で縛って剪定鋏で切りそろえます。
朝の9時から始めて夕方の5時まで掛かりましたが大変立派な注連縄が出来ました。
講師の先生のご指導のたまものです。
皆で協力して一つの物を作り上げる楽しさと、完成の達成感を味わうことが出来ました。
本当に有り難うございました。

また、アシスタントの皆様(先生の神社の総代さんでしょうか)、稲藁を始め脱穀機、コモを編む台など、全てご準備して頂き大変だった事と感謝申し上げます。
参加されました総代の皆様も初めての方も多く大辺ご苦労様でしたが、完成品を見て皆さん顔が輝いていらっしゃいました。

この注連縄は護国神社の斎館(正面入って左側の建物)の入口に掛けられます。
護国神社に御参拝の際は是非ご覧になってください。

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