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総代研修会「第7回 注連縄奉製」

11月27日(水)に平成25年度の松山支部総代研修会「注連縄奉製」が愛媛県護国神社で開催されました。
開催に先立ち神社庁顧問様、総代会会長様ご臨席のもと、御祭神の護国の英霊に対し正式参拝を行いました。参拝後、拝殿より楼門を振り返ったところです。
境内の木々も色づいて紅葉も見頃ではないかと思います。
一度お参りされてみては如何でしょうか。
始めに講師の先生からご説明があり、その後全員で藁の渋皮取りから行いました。渋皮を取り終わった藁を束にして準備します。
今回は3mの注連縄を作ります。
先ずは台に凧糸を巻いたコマを16組セットします。薦の編み始めです。
藁8本一束で、最初の束は真ん中の糸は潜らせて元と先の糸だけ交差させます。
次の束からは前の穂先の糸と次の糸を潜らせて元と先の糸だけ交差させます。
最後だけは先を細くするため藁4本とします。
こうして八束を繋いで最初の一列を作ります。
上のくり返しで薦を編んで行き、五列毎に糸を二回交差させます。
最終的に薦の幅は30列としました。
薦が出来たらそれに入れる芯を作り、薦で包み込むように注連縄となる3本の素材を作りますます。
この内2本を捩って撚りを掛けて行きます。
この撚りの掛かった2本にもう1本を端を合わせて針金で固定して捩り、最初の2本の隙間に沿わせるように撚りを掛けます。

最後の仕上げについては前回の総代研修会「注連縄奉製」をご参照下さい。

アシスタントの皆様(先生の神社の総代さんでしょうか)、脱穀済みの稲藁を始め、コモを編む台など、全てご準備して頂き大変だった事と感謝申し上げます。

会場として使わせて下さいました護国神社様にも感謝致します。

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