平成26年 注連縄奉製研修会-研修編-
11月28日、愛媛縣護國神社に於いて、「第8回 注連縄奉製研修会」が開催されました。
先ず、手水舎で身を清め、護國神社に正式参拝いたしました。
代表玉串は安永総代会長です。
次に西参列殿に場所を遷し開会式です。
今回、早8回目となり参加者も過去最多の80余名です。
最初の作業は脱穀機による藁の渋皮取です。
脱穀機で取りすぎると藁が痛みますので、取りすぎない程度で留めます。
後は人手によって残った渋皮を丁寧に取り除きます。
昼食を挟んで午後から藁を編み始めました。
少し薦が出来始めました。
藁の穂先と元が少し重なるくらいが良いそうです。
通常、藁は8~10本、今回は約20本、先だけは細くする為8本としました。
これを25回(太さによって決めます)繰り返します。
薦が3枚出来上がりました。
次に藁を繋いで芯を作り薦に包み込みます。
包み込んだらタコ糸でしっかり仮止めします。
出来上がった2本を撚り合わせます。
それぞれを元から見て右に捻ることにより2本が左ないに撚りが掛ります。
これにもう1本を合わせます。
2本の間に食い込ませる様にない合わせます。
3本の素材が組み合わさりました。
飛び出した藁を丁寧にハサミで刈ってゆきます。
針金で纏めたところを飾縄で結びます。
午後4時、閉会式で講師講評がありました。
まずまずの出来上がりということでお褒めの言葉を頂きました。
ご指導くださいました先生方、場所をお貸しくださいました護國神社様、ご参加下さいました総代の皆様、誠にありがとうございました。
平成24年総代研修会「注連縄奉製」・平成25年総代研修会「第7回 注連縄奉製」も併せてご覧ください。