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平成25年度中予神職錬成会(1)

20日、平成25年度中予神職錬成会に参加してきました。
今回は「出雲大社・日帰り研修」です。
出雲大社は、縁結びの神様として知られる大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)をお祀りしています。
国宝である現在の御本殿は1744年に造営され、これまで3度の遷宮が行われてき来たそうで、現在60年ぶりとなる「平成の大遷宮」が進行中です。
午前7時、松山市駅バスターミナル前を出発し、出雲大社には午前11半に到着しました。
控え室に案内されてお茶を頂戴し、ご挨拶を受けました。
ご本殿は正面の八足門から左右に伸びる瑞垣や建物で周囲を囲まれています。
この囲まれた内側を御垣内と呼んで居られました。
この御垣内に入った直ぐの処でお祓いを受けてご本殿前で正式参拝をさせて頂きました。
普通一般の神社のお参りの作法は「二礼、二拍手、一礼」ですが、出雲大社は「二礼、四拍手、一礼」です。
間近に拝見するご本殿は大変大きく壮大で、しかも御遷宮直後の美しいお姿には、ただただ圧倒されるばかりでした。
続いて八足門の直ぐ下の赤い丸印のご説明です。
平成12年から13年に掛けて鎌倉時代の巨大な柱が三ヶ所で発見されました。
1本の直径が約1.35㍍の杉を3本組にした物で、その直径は3㍍もありました。
赤い丸印は、その位置を地上に示したしたものだそうです。
遷宮とは、御神体や御神座を本来あったところからお遷しし、社殿を修造したのち再び御神体にお還りいただくことです。
平成20年4月に、御祭神である大国主大神が御本殿から御仮殿に御遷座される「仮殿遷座祭」が執り行われました。
翌21年から、御本殿のみならず摂社・末社も、修造工事が進められてきました。
御本殿の修造は、大屋根の檜皮(ひわだ)を、下地の修理と共に新しい檜皮に葺き替えられて平成24年3月に完了しました。平成25年5月10日には、大国主大神が御本殿にお還りになる「本殿遷座祭」が執り行われ、その後も様々な奉祝行事・記念行事が催行されたそうです。
摂社・末社の改修は引き続き平成28年まで行われるそうです。

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