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紐育からのお客様

お越し頂いたのはSt John’s University(セント・ジョーンズ大学)のDr.Anne Hughes(アン・ヒューズ)さんです。
この神社へは三度目、私がお目に掛かるのは二度目です。

前回は約一年前、当社の算額に興味を持たれお一人でお越しになりました。
カタコトでお相手をしていると「英文の算額の本を持っていますが、必要なら送りましょうか?」と仰います。
「宜しければ、お願いします。」と日本語の名刺をお渡ししておりましたところ、そのままになっておりました。ところが、27日にお伺いしますからと、ご友人からお電話をいただきました。

お待ちしておりましたところ、此の御本を携えてのご訪問です。
何でも住所を書いた紙を無くしたのだとか・・・。

いえいえ日本語の名刺をお渡ししたのが間違いでした。
それなのに、わざわざお持ち頂いたなんて、とても感激です。

書かれているのはH.Fukagawa(深川英俊氏) and D.Pedoe(ダン・ペドー氏)の共著、1989年カナダで出版されたもので、とても欲しかった本です。
P175にはIsaniwa Jinjyaの図版もしっかり載っていました。

時あたかも、2013年9月24日(火)より9月27日(金)まで愛媛大学 城北キャンパスで日本数学会2013年度秋季総合分科会が開催中。
日本全国から錚々たる数学者がお集まりです。
しかも今日は最終日。

中でも9月23日(月)の市民講演会 平田 浩一さん(愛媛大学・教育学部)の 「愛媛の和算と算額」を聴かれたと思しき数学者の方々も、和算(算額)の聖地?伊佐爾波神社へ沢山お越しになりました。

すっかり辺りが暗くなるまで、算額!算額!の1日となりました。

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