月齢13
星の続きです。
インターネットで星の撮り方を調べていますと、次のヒントが見つかりました。
その一つは長時間(秒)露光です。
カメラを三脚に固定して20秒とか30秒とかシャッターを長く開いて星の光を取り込みます。
もう一つはレンズの前にソフトフィルターを付けて星を滲ませてより輝きを与えます。
この二つです。
早速、これで星撮りに挑戦してみました。
1枚目は良く考えずに始めたので30秒の露光の間に楼門から月が顔を出してしまいました。
今日の月は、月齢13だそうです。2枚目は月の光の影響を受けないように考えて撮影しました。
写真をクリックして拡大して見て下さい。
前より星の数が少しは増えたでしょうか。
次は、いつものオリオン座です。
左側の下の星だけが他の星と少し違って黄色味を帯びているのが判るようになりました。
この星がベテルギウス、対角にある一際白い星がリゲルで、 日本でもベテルギウスが『平家星』 リゲルが 『源氏星』と呼ばれていたそうです。
上から屋根に向かって延びている2本の細い線は飛行機の航跡です。4枚目はカシオペア座です。
この後西の方から雲が延びてきて星が見えなくなりました。
1月20日頃は大寒と言って1年で最も寒い頃と云われています。
空気も湿度が低く澄んでいますので星を眺めるには最も良い季節だと思いますが、それでも「満天の星」は体験できませんでした。
やはり小高い山の上とは言え街の明かりの影響が強いのかも知れません。